校長挨拶

安城南高等学校WEBページにようこそ。

 本校は昭和58(1983)年4月に全日制普通科の高等学校として開校しました。現在は普通コースと情報活用コースがあります。
本校の立地する安城市は「日本のデンマーク」といわれ、肥沃な農地の広がる豊かな土地柄です。しかし、この姿は明治用水の計画を進めた都築弥厚はじめ江戸後期以来の先人の並々ならぬ努力の上に築かれたものです。

 本校は桜井町にありますが、この桜井学区はとても歴史のある土地です。堀内貝塚は縄文時代からここに人々の暮らしがあったことを伝えています。由緒ある寺社も多くあります。一方で、名鉄西尾線の高架化、道路の拡幅などの再開発事業により、都市機能が向上し、人口の増加も見られ、新しい形の豊かさと発展を感じるところです。
今年度は全校24クラスで、安城市をはじめ、西三河各地から生徒が通っています。規律正しく勤勉で、優しい上に、伸びやかな生徒たちの集まる学校です。勉強に、部活動に、様々な場面で地道な努力が積み重ねられ実を結ぶ様を目の当たりにしています。

 今春の大学進学では、愛知県立大学、静岡大学などの国公立大学に、また、県内外の私立大学に進学しました。就職も地元企業様の求人をいただき、希望者全員が就職できました。詳しくは進路指導のページをご覧ください。

 部活動では、野球部、弓道部、サッカー部等が県大会に進出しています。また文化部も美術部、写真部等が活躍しています。

 10月には第2学年が修学旅行で広島・神戸・大阪に行きます。太平洋戦争中の広島への原爆投下を記録・展示する広島平和記念資料館や原爆ドームの見学による平和学習、神戸での班別研修、大阪でのユニバーサル・スタジオジャパンといった盛りだくさんの学習と親睦活動を行います。

 教員の情熱はもちろん、保護者の皆様の御理解・御協力を得、地域の皆様のあたたかい目と励ましをいただいて、若者の可能性を引き出し、伸ばしていく、それが安城南高等学校です。
 これから折々に安城南高校の様子をお伝えしていきます。ぜひご覧いただきますようお願い申し上げます。

愛知県立安城南高等学校長  渡邉 崇