小学校訪問

小学校訪問とは

 小学校訪問の目的は小学生のタイピング能力の向上高校生の表現する力を鍛えることの二つです。
小学生はタイピング能力は人それぞれで、キーポジションを覚えていない子や人差し指だけでタイピングをする子もいます。
そのため高校生の目的は小学生が正しく速くタイピングできるよう指導します。
そして目的を達成するために小学生に自分の考えをどう伝えれば理解してもらえるか、
真剣にタイピングしてくれるかを考えることを通して表現する力を鍛えます。

準備

 私たち37回生は学校紹介のスライド、名札と認定証、キーポジション、ローマ字表の作成、そしてタイピングの練習をしました。 これらは前年度のものを参考にしつつ、自分たちのオリジナルを作成します。 著作権や肖像権に気を付けながら小学生がもらってうれしい認定証や わかりやすいローマ字表を考えます。
 学校紹介のスライドは小学生に高校と小学校の違いを高校では何をするのかを通して伝えます。 スライドは班に分かれてMicrosoft Office PowerPointでつくり何度も授業で発表練習をして、ほかの班の発表のいいところを取り入れて自分の班の学校紹介を改善します。
 タイピングの練習は当日教えてくれる高校生がどれくらいタイピングが速いか見せるためです。遅いと小学生に負けて威厳がなくなります。

本番

 当日の流れ
  ①学校紹介
  ②タイピングのお手本
  ③タイピング練習
  ④タイピング本番
  ⑤認定証贈呈
  ⑥写真撮影
 はじめに高校生がお手本を見せた時には高校生のタイピング速度に小学生は、驚いていました。
 練習では最初手元を見ながら打つ子や一本指で打つ子がほとんどでした。私たちはその子たちにホームポジションやブラインドタッチを教えました。 教えてすぐの時はタイピング速度が落ちましたが、本番では練習の時より早く打つことができて、最初より何段も高い級が取れました。 高校生から認定証をもらうと小学生同士で見せ合っていました。
    

まとめ

 私たちは小学校訪問を通して、どのように伝えたらタイピングの重要性を理解してくれるかを考えて
実行する表現する力を養ういい機会になりました。
また、小学校訪問は私たちが作ったプレゼンテーションを学校外に発表できる貴重な経験にもなります。         
 私は普段小学生と話す機会や人にものを教える機会がなかったので、小学校訪問はとても新鮮でした。           
常時であれば小学校訪問は2回行われるため、2回目は学んだ経験を活かす最高の舞台です。